あたしの一世一代の告白は「好きです」の「好」の部分がカラカラに乾いた喉に引っかかって「きです!」と思いっきり叫んでしまった。目の前の日吉君は当然のように「はぁ?」という眉間にしわを三本も寄せた極上の不振者みるような顔をあたしにむけた。



(でもあたしはドMなのでそういうの、むしろ・・・












好きです。




きちんと言い直したにも関わらず、日吉君は眉間に皺をよせたまま、「はぁ?」とさっきと同じ反応をしてくれた。


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∞ループ!