ほとんど会話のみのショート集です。気まぐれに更新。
白石、ケンヤ時々ユーシ。女の子はすべて関西弁ですよ、完成度は非常に低いです。
























×××



「今日の試合、なんで見にこやんかったん?」
「え?行ったで?ちょうどケンヤんとこから見れたもん」
「は、おらんかったって」
「ほんまやって、後ろの方で見てたもん」
「俺全部さがしたもん」
「おったって、みっちゃんとおったで?」
「誰やねん、男か」
「うちの友達やんか!あんた同じクラスやろ!」
「知らん。」
「最悪やな。彼女も見つけられへんし」
「嘘つくな。リアルに今日来てないやろ?」
「行ったって」





「もうええって」

「やから、
 「うっさいな、 お前のこと好きやねんから

見つけられへんわけないやろ!!」


は?逆ギレ?のうえに愛の告白?
(そういやおったかもしれん。やばいな、キレとけ)




















×××



「なぁなぁ、くらのすけ」
「ん?」
「すき」
「俺もやで」
「すきすきすきす」
「(うわ、めっちゃ可愛い)」
「してくれへんの?」
からして」



えーよ、と言って彼女は俺の唇の横にキスをひとつ落とした。
そうなると俺は唇にキスしたなるからなぁ。

キスの呪文
(なんだこの話とタイトル)
















×××



「けんや」
「あ?」
「あたし今日お弁当忘れてん」
「さっきアホみたいにさわいどったな」
「・・・で、けんやが金欠やってことも知ってんねん」
「おん」
「でもあたしも金欠やねんかー」
「・・・だから?」
「だからな、そのパン欲しいねんけど」
「お前なに考えてんねん。恐ろしいわ。これ俺の昼やんけ」
「あかん?」


そう言って首をかしげるを目の前に、俺の心臓はこう、ぎゅーっとなって同時に腹もぐーってなった。一食くらい抜いても人間死なんよなぁ?


もうあかん、メロメロや

(やっぱりお腹が、ぐー鳴りよった。)

















×××



「なぁ、
「ん?」
「USJいかへん?」
「今から?」
「パレードみたい」
「あ、ええなぁ。誰誘う?」
「誰もさそわへんよ、二人で」
「えー!」
「いやなん?俺おまえとパレードみたいねんけど」
「だってあそこカップルばっかやで?」
「ええやん別に」
「いや良くないよ。くやしいもん」
「俺らもカップルに見えるて」
「見えるかもしらんけど、そんなんほんまのカップルちゃうもん!」


「・・・お前、なぁ」
「は?何?」


「俺がお前のこと好きってことやろが」

今の流れでいくと。
そう言ってくらのすけはあたしの心を見透かしてる目で「もやろ?」と微笑んだ。


想いは、かなった
(でもあなたには、かなわない)
























×××



「なぁなぁ侑士」
「なんや?」
「うちのことどれぐらい好き?」
「はぁ?」
「どれくらい?」
「そんなん言えるかいな!そんなんすんのは長太郎とかにせぇ!」
「ええー。いいやん」
「いやや」
「うちは侑士に言うて欲しいのに」
「いやいやいや何やねん、キャラちゃうやんけ」
「いやいや、いつもどおりやで?可愛いやろ?」
「いやいやいや」
「いやいやいやいや・・・」
「”いや”って何回言うたでしょうか?」
「!?!?」



んなもん言わんでもわかっとけアホ
(そんなん言われんでもわかっとるわアホ)































×××



、一緒に帰ろうや」
「いやや。蔵之介、部活やん」
「やから、が待っててくれたらええやん」
「は?なんで?」
「一緒に帰りたいから☆」
「そのキャラ止めてくれへん?」
が一緒に帰ってくれたらやめるよ☆」
「ほんじゃそのままでいけば」
「えー、帰ろうや」
「今日は早く帰るもん」
「えー、」
「がんばってね!部活」
「・・・えー」



あー、もう


「わかったやん!待っとくやん!」


(キャラよりも顔がかわいい)
























 




×××





「おいしいなぁ、これ」
「うん、美味しいー」
「広島焼きも美味しいねんなぁ。」
「うん、しかもおっきいしー」
「ペロッといけんなぁ」
「余裕ー」
「でもどうせ”食べられへん”とか言うんやろ」
「言わへんよ」





「なぁなぁ、侑士」
「ん、どないしたん?」
「・・・これ、残していい?」


そんなん、


俺に確認とることちゃうやろ


「会う前にパン食べてもてん」とか言い訳する可愛さに「ほな俺が食べたるから、貸し」とか言うてしまうあたり、俺の負けやな。


(広島焼きのでかさにびっくりです。美味しいけど)













×××











     
「ここさ」

が唇の下に人差し指をあてて呟く。

「ん?」
「下の唇の裏にな、」
「うん、」
「口内炎できてんねん」

そういって唇を下に向けて俺を見る。
の赤い粘膜には、ぽつんと白っぽく目に見えて膿んだ箇所があった。

「ほんまや。いたそうやな」
「触ったら痛いねん」


「早く治ればいいのに」と小さく呟いては自分の唇から手を離した。
の口はいつもの形に戻り、痛みなんか持ってないように振る舞う。

俺が外側から指での口の下、ちょうど口内炎があるやろう場所の裏側を押すと はすこし嫌そうな顔をした。


「痛い」


侑士はあたしにキスをする時、わざとあたしの口内炎を舌で触った。
ああ、やっぱり侑士に言うんじゃなかったなぁ。
















×××















、何食べるんや?」
「あー何にしよかな。うどんが良いかなー」
「ええなぁ。俺もうどんにしよかな」
「じゃぁうち冷たいやつにする。」
「お、これ大盛りもあるやん。大盛りにせぇや」
「普通で良いよ」
「なんでやねん。大盛りにしとけって」
「そんな食べへんし。っていうか大盛りすんのお金かかるやん」
「多いほうがええやん。」
「ええねん。」
「へーほな普通でええのん?俺知らんで。」
「ええよ。もー早く注文しようや。」


「すいませーん!ザルうどんふたつ。一個大盛りで。」



(謙也×食堂)









×××














、注文決めた?」
「うん、この定食にしよかな。」
「あーええなぁ。美味しそうやん。」
「あっこれ、ご飯ただで大盛りになるって。」
「いや、ここは元々量多いからご飯は少なめにしときって」
「お腹へってるけどなぁ」
「残したらもったいないから、そうしとき。なんでも腹八分目がええって」



(白石×食堂)









×××














「あたしこのカボチャのんにしよかな。光は?」
「パスタかカレーやな。」
「どっちする?」
「あーどっちもええな。、カレーにして」
「いやや、うち昨日カレー食べたもん。」
「じゃぁパスタな。俺どっちも食べたいし。」
「ええー、こっち食べたいのに」
「カボチャとかいつでもたべれるやんけ。」
「光の自己中。」

「はいはい、ごめんな。すみませーん、注文ええですか?」




(財前×カフェ)























まだまだつづくよ !



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